CT-TDLASシステム
(測定器)
CT-TDLASは、レーザ光の吸収量を用いて、エンジン、バーナー、ボイラーなどのプロセス中における温度や濃度分布を2次元・3次元で検出できる測定システムです。
画像再構成(CT:Computed Tomography)を適用することにより、複数のレーザパスの光吸収量から温度や濃度分布をリアルタイムで2次元画像として計測することが可能です。
レーザ誘起蛍光法などの技術を用いた装置と比較して小型であり、定量計測も可能です。
LIBSシステム
(測定器)
LS-DP-LIBSは、パルス幅の異なる2つのレーザ光を用いることで計測対象(ターゲット)の前処理を不要にし、かつ数秒で多成分を同時に計測することが可能なLIBS装置です。
ロングパルスレーザ光がターゲットの表面性状の一定化とプラズマの安定化を行い、ショートパルスレーザ光によりプラズマ生成を担当することで安定的で精度よく計測を行うことが可能です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)化
プラットフォーム
産業プロセス全体を全自動化するDX(デジタルトランスフォーメーション)化プラットフォーム。
当社の測定技術とシミュレーション技術(現実世界で起こるプロセスをコンピューター上に再現する技術)を融合し、デジタルツインにより産業プロセスの全自動化を行います。
このDX化プラットフォームを用いることにより、プロセスデータをデジタルツイン内で管理でき、産業プロセスの変化を高精度で予測・制御可能な統合システムの構築が可能となります。